Webディレクターが読む本って専門用語も多いですよね
Webディレクターという仕事柄、ビジネスに関する本を読むことが多いです。
Web技術書、マーケティング関連、文章力アップ系、チームビルディング系、経営関連、資料作成関連などなど。
学ぶべきことが多いですよね。
専門的な知識が求められるため、読む本も専門用語が多く、なかなかページが進まないという経験をしているあなた。
前回の記事で紹介した「7回読み」という読書法を試すといいと思います。
この読書法は、すごく合理的で専門用語などが多い専門書の読書に向いていると思います。
7回読みを提唱しているのは東大卒の元弁護士女性
7回読みを勧めているのは、山口真由さんという東大を主席で卒業した元弁護士さんです。
弁護士の勉強って、それこそ専門用語だらけですよね。
どうして、専門用語が多い本の読書法に「7回読み」という読書法が適しているかというと、7回読みのうち、はじめの3回は読まないからです。
「読まない読書」からはじめる7回読み
”読まない”というのはどういうこと?と思う人もいるかもしれません。
実は、はじめの3回は”見る”だけなんです。
まず、本の中身を見て、キーワードをピックアップするだけなんです。
そうすることで、難しい本を読む前のウォーミングアップをするわけです。
はじめから42キロのフルマラソンを走れる人はいません。
ウォーキングや短い距離のジョギングからはじめて、フルマラソンに到達します。
それと同じように、はじめから難しい本なんて読めません。
だから、本に出ているキーワードをまず拾って、どんなことが書かれていそうか?というアタリをつけておくんです。
そして、4回目からはキーワードの意味を調べながら読んでいきます。
4回目からはじめて”読む”という行為に変わっていきます。
4回目、5回目は、全体を読んでいき、文章の構成を意識して読んでいきます。
そして、6回目、7回目は仕上げです。
本のすみずみまで理解する読み方です。
このように徐々に難しい本を攻略していけます。
難しい本に出くわしたら、「1回目ですべてを理解しようとしない」。
これが本を読むコツだと思います。
僕が読んだ「7回読み」について書かれている本はこちらです。
図解版でしたので、要点がまとめてあってすぐに読み終わります。